ピックルボールが奇数人数のときはどうする?休憩の回し方と待ち時間
人数が奇数でもピックルボールの大会は問題なく開催できます。本当の課題は9人や11人をプレーさせること自体ではありません。休憩のラウンドを一晩を通して公平に配分すること、そして試合数がそろわない選手たちをどう順位付けするかです。これは別々の問題であり、答えも別々です。
まず良い知らせから。奇数の人数のなかには、存在するかぎり最もバランスの取れた構成がいくつもあります。
待ち時間を本当に決めているもの
直感に反しますが、人数が偶数か奇数かは関係ありません。ダブルスの1試合には4人が入ります。コートが2面あれば、各ラウンドで8人が入場します。それを超えた人数は全員が待つことになります。
つまり問うべきはこうです。コートが埋まったあと、残るのは何人か。
10人でコート2面という偶数の構成では、毎ラウンド2人が待ちます。9人でコート2面という奇数の構成では、待つのは1人だけです。ここでは奇数のほうが快適なのです。
決め手になるのは、人数を4で割ったときの余りです。
| 余り | 各ラウンドで待つ人数 | 快適さ |
|---|---|---|
| 0 | 0 | 完璧なローテーション、誰も座らない |
| 1 | 1 | 非常に良い、大会を通して1人1回だけ休憩 |
| 2 | 2 | 問題なし |
| 3 | 3 | 最も不均等 |
✓ 最も快適な奇数の人数
コート1面に5人、2面に9人、3面に13人、4面に17人、5面に21人。これらの場合はローテーションが完全に成立し、各選手はちょうど1回だけ休憩します。多くも少なくもありません。考えうるかぎり最も公平な配分です。
コート3面に13人なら13ラウンド、39試合となり、各選手は12試合をプレーして休憩は1回だけです。これ以上公平にするのは困難でしょう。
クラブでよく見かける3つの誤った解決策
あふれた人数をシングルスで別のコートに回す。 シングルスとダブルスはリズムも体力の消耗も獲得できる得点の量も違います。スコアが比較できなくなり、最終順位は意味を失います。
同じ選手を何度も座らせる。 ラウンドごとに行き当たりばったりでローテーションを決めると必ずこうなります。ある人は3回待たされ、別の人は一度も待たない。翌週その人が来なくなる最短の道です。
誰かに2試合連続でプレーしてもらって埋める。 他の選手が得点しないラウンドでその選手だけが得点を積むため順位が歪みますし、本人も消耗します。
⚠️ 座りたがらない選手がいる場合
どのグループにも、自分から順番を譲ると申し出る人が1人か2人はいます。ありがたい申し出ですが、毎回受け入れると順位に偏りが生まれます。本当にプレー量を減らしたい人がいるなら、ローテーションを崩すのではなく、その人を順位の対象から外しましょう。
正しいやり方は、休憩の順番を回すこと
原則は一文で言えます。全員が1回ずつ座り終わるまで、誰も2回目は座らない。
コート2面で11人の大会なら、具体的にはこうなります。
- 選手に1から11までの番号を振ります。
- ラウンド1では選手1、2、3が待ちます。
- ラウンド2では選手4、5、6が待ちます。
- ラウンド3では選手7、8、9が待ちます。
- ラウンド4では選手10と11、そして2周目に入る選手1が待ちます。
この循環する待ち行列はプレー時間の公平さを保証します。一方で、全員と組めることも、対戦相手が入れ替わることも保証しません。難しいのはここからです。休憩の公平さ、パートナーの完全な一巡、対戦相手の多様性を同時に最適化するのは組合せの問題であり、表計算ソフトで片付く作業ではありません。
11人の場合、完全なローテーションには14ラウンドにわたる27試合が必要です。誰も損をしないようにこの組み合わせを手作業で組むと、大会そのものより時間がかかります。
Pickleball Mixerでは休憩ラウンドにも得点が入る
休憩を公平に配分しても、解決するのは問題の半分です。もう半分は順位です。9試合をプレーした選手は、たとえ内容が良くても、12試合をプレーした選手より累積得点が機械的に少なくなります。
Pickleball Mixerはこの両方を扱います。
ローテーションは最適化ソルバーで事前計算されています。 人数とコート数のあらゆる組み合わせについて、最も多くプレーする選手と最も少なくプレーする選手の差が可能なかぎり小さくなるよう計算され、休憩は自動で回ります。
未消化の試合にも得点が入ります。 これが休憩による順位への影響を打ち消す仕組みです。プレーしなかったラウンドをいくらと評価するか、6つのルールから選べます。
| ルール | 休憩で得られる点 | 24点制の試合の場合 |
|---|---|---|
| 試合の半分 | 合計点の半分 | 12点 |
| 試合の3分の1 | 合計点の3分の1 | 8点 |
| 試合の4分の1 | 合計点の4分の1 | 6点 |
| その選手の平均 | 自分の試合あたり平均 | 調子により変動 |
| ゼロ | なし | 0点 |
| 自由な値 | あなたが決めた点数 | 任意 |
初期設定のルールは試合の合計点の半分です。24点制の試合であれば、1ラウンド待った選手には12点、つまり平均的な1試合分が与えられます。自分の責任ではない理由で順位を落とすことはありません。

順位を試合あたりの平均に切り替えることもできます。 累積の合計ではなく、獲得点数をプレーした試合数で割った値で各選手を順位付けします。プレー時間に差があるときはこれが最も公平な設定で、大会の途中でいつでも変更できます。
無料で試すことができるので、次の大会でこれらの設定を確かめてみてください。
人数別に見る1人あたりの休憩回数
各選手が他の全員とちょうど1回ずつ組む、完全なローテーションでの数値です。
| 人数 | コート | ラウンド | 1人あたりの試合数 | 1人あたりの休憩 |
|---|---|---|---|---|
| 5 | 1 | 5 | 4 | 1 |
| 7 | 1 | 10 | 5から6 | 4から5 |
| 9 | 2 | 9 | 8 | 1 |
| 11 | 2 | 14 | 9から10 | 4から5 |
| 13 | 3 | 13 | 12 | 1 |
| 15 | 3 | 18 | 13から14 | 4から5 |
| 17 | 4 | 17 | 16 | 1 |
| 19 | 4 | 22 | 17から18 | 4から5 |
| 21 | 5 | 21 | 20 | 1 |
| 23 | 5 | 26 | 21から22 | 4から5 |
読み取り方は明快です。コート数の4倍に1を足した人数なら、休憩は1人1回で済みます。それ以外の奇数の人数では4回から5回になり、対応は可能ですが厳密な配分が求められます。
自分の人数が後者にあたり、しかもコートをもう1面使えるなら、迷わず開けましょう。11人をコート2面から3面に移すだけで、ラウンド数も待ち時間も一気に減ります。
遅れて来る選手、途中で帰る選手
これは印刷したローテーション表の限界です。印刷した瞬間の人数で固定されてしまうからです。誰か1人が欠けたり増えたりしただけで予定表は誤りになり、手作業の順位は説得力を失います。
一晩を壊さずに吸収するための3つのコツです。
- 人数は招待時点ではなく、第1ラウンドの時点で確定させます。 必要なら5分待っても構いませんが、実際にその場にいる人でローテーションを生成しましょう。
- 欠場したラウンドの価値を事前に決めておきます。 これが上で説明した未消化の試合のルールの役割そのものです。序盤に2ラウンド逃した選手も、その価値が分かっていれば不利になりません。
- 人数が動いたら順位は試合あたりの平均に切り替えます。 12試合をこなした人と9試合の人では、累積の合計はもう比較できません。
よくある質問
5人、7人、9人、11人でもピックルボールの大会は開けますか?
はい、いずれの人数でも成立します。なかには驚くほどバランスの良いものもあります。コート1面に5人、またはコート2面に9人であれば、ローテーションは完全に成立し、各選手は大会を通してちょうど1回だけ休憩します。
あるラウンドで休憩するのは誰にすべきですか?
特定の誰かではなく、何より毎回同じ人にしないことです。原則は循環する待ち行列です。全員が1回ずつ座り終わるまで、誰も2回目は座りません。自動生成されたローテーションなら、このルールに加えて、すでに組んだパートナーや対戦した相手も考慮して割り当てます。
休憩した選手は順位で不利になりますか?
あなたが選んだルール次第です。プレーしなかったラウンドを0点とするなら不利になり、最終順位は多くプレーした選手に有利に働きます。解決策は、未消化の試合に例えば合計点の半分といった得点を与えるか、累積ではなく試合あたりの平均得点で順位付けすることです。
人数は偶数と奇数のどちらが良いですか?
どちらでもありません。重要なのは偶数か奇数かではなく、人数を4で割った余りです。コート2面に9人という奇数の構成は、コート2面に10人という偶数の構成より快適です。待つのが2人ではなく1人で済むからです。
あふれた人数はシングルスでプレーさせるべきですか?
いいえ。シングルスとダブルスはリズムも獲得できる得点の量も違います。両者を混ぜるとスコアが比較できなくなり、最終順位が歪みます。別種目の試合を入れるくらいなら、正しく得点が与えられた休憩ラウンドのほうがましです。
奇数の人数では何面のコートを用意すべきですか?
人数を4で割って切り捨ててください。11人ならコート2面、13人なら3面です。この最低限より1面多く用意できるなら、待ち時間は目に見えて短くなります。
さらに詳しく
4人から24人まで、人数ごとのラウンド、試合、休憩の詳細はMixer大会の人数の記事にまとめてあります。未消化の試合のルールを含む得点の仕組みはMixerの得点計算ガイドで詳しく解説しています。当日の全体の進め方はピックルボール大会の開催ガイドをご覧ください。
計算なしで公平なローテーションを手に入れるなら、Pickleball Mixerを無料で試すのが早道です。人数を入力するだけで、奇数でも残りは自動で決まります。